【浜松市のあおい鍼灸接骨院が考える猫背のデメリット】
猫背は様々な症状・状態を引き起こしてしまう可能性があります。
思いつく主な事柄を見ていきましょう!
その➀「肩こり・腰痛」
多くの方が理解、または実感している方もいるのではないでしょうか?
成人の人間の頭の重さは約5kg以上あります。
本来は背骨の上に頭が乗っかっているのですが、猫背になって前かがみになり重心がズレると首や肩への負担が何倍も大きくなります。
肩や首への負担に加え、猫背になればなるほど肩甲骨周りの筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋、前鋸筋、菱形筋、後頭下筋群など)は引き伸ばされて突っ張ってしまうので背中の筋肉の負担にもなります。
結果肩こり、首こりになってしまいます。
(他にも要素はたくさんありますがそれはまた違う記事で少しずつ書いていきます)
また、重心がずれる事により腰の負担も増えるので猫背は腰痛の原因の一因でもあります。
その➁「頭痛・めまい・耳鳴り」
・頭痛
肩や首周りには脳へ行く重要な神経や血管がたくさん通っています。
猫背により神経や血管が圧迫されると頭痛を引き起こす原因になってしまいます。(筋緊張性頭痛、緊張型頭痛)
また、耳や目への血行障害で耳鳴りやめまいになる人もいます。
薬を飲んでも治らないめまいなどは、意外と原因は猫背からくる肩こりや首こりかもしれません。
その➂「自律神経の異常」
頚椎(首)からは内臓を調節する為の自律神経が出ています。
なので猫背になってしまうと頚椎から出ている自律神経が障害されて様々症状が出る可能性があります。
・起き上がったりする時にめまいがする(起立性低血圧によるめまい)
・胃のむかむか感、食欲不振
・のぼせ
・血管の収縮・拡張がスムーズにできなくなって偏頭痛(片頭痛)の症状を増悪させる
これら以外に目に見えない間接的な不調は他にも様々あります。
その➃「内臓の圧迫」
猫背が強いと肺や心臓を圧迫してしまいます。
そうするとその下にある内臓を押し下げて、胃下垂や内臓下垂になっています。
・肺や心臓の圧迫、、、呼吸が浅くなり軽度の酸欠がずっと続く状態になります。そうなると、集中力の低下、不眠、浅い眠り、運動パフォーマンスの低下などなど
・胃などの消化器の圧迫、、、胃下垂による諸症状(胃もたれ、消化不全、便秘などなど)、逆流性食道炎などなど
その➄「年老いて見える」
姿勢の良い人と比べるととても年老いて見えます。
その➅「➀~➄による統合的な症状や状態」
先に述べたことが統合的に原因となり、本当に多くの症状や状態を引き起こす危険性があります。(上記と重複するものもあります)
・浮腫み(むくみ)
・肥満
・ぽっこりお腹
・二重顎
・背骨の変形(老化)を助長
東洋医学的に言うと、肺臓が弱ると腎臓の気も弱くなり生命活動に力が無くなります。
生命力の事を東洋医学では「精」と言いますが、精が弱いとそれもまた様々な症状が出ると考えられています。
まだまだ考えられることは多くありますが、結論は「猫背を治しましょう!!」という事です。
当てはまる事があるという方は、浜松市で肩こり、頭痛、猫背、ストレートネックの施術を得意としているあおい鍼灸接骨院にお気軽にご相談下さい。
猫背の人は、なんと実年齢より5歳ほど上に見られてしまうことが多いです。
特に女性に顕著な印象だそうです。
・肌荒れ
実はお肌にも悪影響を及ぼしています。
背中が丸くなると内臓が圧迫され、負担をかけている状態になります。
内臓疾患や便秘を引き起こし、老廃物が体内に溜まってしまい、肌荒れの原因になってしまいます。
・むくみ、たるみ
姿勢が悪くなると血液やリンパの流れが悪くなり、むくみの原因になります。
顔の筋肉(表情筋)は実は背中の筋肉が引っ張りあげているものなので、背中の筋肉が衰えると顔のたるみにも繋がります。
年をとったからと諦める前に姿勢を見直してみましょう。