浜松市のあおい鍼灸接骨院の院長の大平です。
私は小学生のころから高校を出るまでサッカーをしており、今もその経験を活かして葵が丘サッカースポーツ少年団のコーチに行っています。
小学生の子供たちを見ていると、子供にうちから体の固さ・動かし方が人によって大きく違います。
体の固さや体の使い方はただ単に遺伝的な運動音痴だけで決まるものではないと思います。
お母さんたちに話を聞いたところ、体が固く柔軟に動けない子は乳児期や乳幼児期に順を追って成長できていない子が多かったです。
その正しい順と言うのは、
寝たまま→寝返り→ずりばい→はいはい→つかまり立ち→つかまり立ち歩き→自立→自立歩行
となるのですが、はいはいを飛ばしてつかまり立ちに行ったり、それ以上にずりばいを飛ばしてつかまり立ちしたという強者までいました。
一見成長が早く優秀な様にも見えますが、実はそれは良くない事で、しっかりずりばいやはいはいをして腰や腹筋を使っていわゆるインナーマッスルを鍛えてから立つ過程に進まないと、インナーマッスルが使えず運動のパフォーマンスだけでなく腰などを痛めやすくもなる可能性も高まります。
体の使い方もうまく覚えられないので、運動神経が悪くなったり子供のうちから腰痛や肩こりに悩まされる確率が高くなってしまいます。
1歳、2歳になってからも部屋の中の平らな所でだけ遊ばせるよりも、公園の丘の坂や段々がある所で遊ばせることにより体の使い方を覚えます。
スポーツ選手になったりある程度レベルの高い所での競技をする場合は運動神経の遺伝も関係してくると思いますが、ただ体育で普通に運動をしたり、子供のころからの腰痛や肩こりは小さい時に体の使い方を覚えられるかどうかだと思います。
当院は産後の骨盤矯正もしていますので、そのついでに子供の成長について聞きたい方がいればわかる範囲で教える事が出来ますので、この記事を読んで気になった方は気軽にご相談下さい。