皆さん「頭痛」で悩んでいませんか?
きっと頭痛で悩んでいる方はたくさんいるのではないかと思います。
それもそのはず!
日本人のうち、4人に1人は「頭痛もち」で、3000万人以上が悩んでいるといわれてます。
一言に頭痛と言っても、実は300種類以上あると言われているんです!
その中でも多い4つの頭痛と危険な頭痛について書いていきます(^^)
片頭痛
・ズキズキと脈打つような頭痛
・後頭部~頭の片側に起こることが多い
・目の奥やこめかみが痛くなることも
・視界にギザギザのもやもやした光(閃輝暗点)が見える
・吐き気、嘔吐、下痢などの随伴症状
・光、音、におい、気圧や温度の変化に敏感になったりすることも
人によっては頭の両側に出ることもあり、強い痛みのせいで日常生活に支障をきたす人もいます。
頭痛の詳しいメカニズムは解明されていませんが、脳の血管が拡張し、
その周囲の三叉神経が刺激されて生じると考えられています。
片頭痛の特徴は体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅することです。
いったん痛み出すと2~3日間は続き、1ヶ月に1,2度、多い人では1週間に1回と周期的に頭痛を繰り返します。
片頭痛を引き起こす要因としては、ストレスをはじめ、急激な気圧や気温の変化、
騒音や人混み、睡眠不足や睡眠過多などが挙げられます。
アルコールは、血管を拡張させることで片頭痛を誘発すると推測されています。
女性の場合は、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が低下する排卵時のほか、
月経(生理)の数日前から月経期にかけて起こることもあります。
片頭痛は特に女性に多く、痛み止めを常備している方もたくさんいます。
もし、痛みが出てしまった場合、、、
患部は冷やして下さい。温めたり、揉んだりすると逆効果となります。
音や光に敏感なため、にぎやかな場所は避けて、暗い静かな場所で休むようにしましょう。
ちなみにコーヒーや緑茶に含まれるカフェインは血管収縮作用があるため、頭痛を抑える効果があるといわれています。
緊張型頭痛
・首や肩の筋肉の緊張で起こる
・目の疲れや倦怠感とともに現れやすい
・後頭部を中心に頭全体がギューッとしめつけられるように痛む
筋肉の緊張で血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛み。
緊張型頭痛を引き起こす原因は、精神的・身体的ストレスであることが多く、
コンピューター操作などで長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすい病気です。
筋肉の緊張だけではなく、うつ病など心の病気が原因となる緊張型頭痛もあり、片頭痛を併せ持つ人もいます。
吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状は現れず、日常生活への支障も片頭痛ほどではありませんが、
数時間で治まる場合や、頭痛が数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあります
緊張型頭痛に関しては筋肉のストレッチや体を温めることが有効なので、
お風呂に浸かると楽になるケースが多いです!
後頭神経痛
後頭下筋群という後頭部の筋肉によって後頭部の神経が圧迫されて起きる神経痛です。
猫背や長時間のパソコン操作、肩こりがあると起こりやすくなる場合があります。
ビリっと電気が走るような痛みや、痛くないときもしびれのような違和感を感じる事もあります。
後頭下筋群
群発頭痛
毎年決まった時期にまとまって起こる頭痛で、「痛みの王様」と呼ばれるほど激しい痛みが特徴です。いずれか片方の目の奥に、
えぐるような激痛が起きて数十分から3時間ほど続き、痛い方の目から涙が出たり、充血したり、鼻水も出ることがあります。
こうした症状が1日に3~4回、毎日のように出現し、これが1~2カ月間も続きます。
痛みは夜中や明け方に起きることが多く、7割が男性です。
この頭痛も、頭の血管が過度に拡張することが1つの要因とみられます
群発期に少量のお酒を飲んだだけでも発作が起きるので、期間中は控えることです。
危険な頭痛とは
脳や脳の周囲の血管などで問題が起きている場合には、速やかに受診し治療を開始する必要があります。
具体的には脳血管障害(脳出血や脳梗塞、くも膜下出血など)、髄膜炎、脳炎などです。
これらの特徴として、
・頭部をハンマーで殴られたかのような急激な頭痛
・今まで経験したことのない頭痛
・意識がおかしい、しびれ・麻痺などがある
・発熱、嘔吐などがある
といったことがあげられます。こういった場合は早急な受診が必要です。
頭痛の種類にもよりますが、当院では主に鍼、灸や整体を行っています!
原因は頭や肩以外の部分であることもよくあることなので、
頭痛を何とかしたいと思っている方、気軽にご相談ください(^^)