いきなりですが骨盤ってなんでゆがむのだろう?
と考えたことはありますか?
骨盤がゆがむ原因は大きく分けて2つあります。
1つ目は日常生活のくせ。
以下の項目は、日常に潜む骨盤がゆがむ主な癖です。
・足の組み方が、いつも同じ
 ・カバンを持つ肩が、いつも同じ
 ・立っているとき、片方の足に体重をかける
 ・いつも背もたれにもたれて座る。
 ・歩くことがほとんどない
 ・立っていると、すぐに疲れる
 ・ハイヒールを履くことが多い
 ・デスクワークなど、同じ姿勢を取りつづけることが多い
 ・ストレッチをほとんどしない
 ・移動するときは、ほとんどスマホをいじっている
いかがでしょうか。
 5個以上当てはまっている方は、腰痛など
 体の不調を起こしやすい状態になっているので、要注意です。

2つ目の原因は出産。
 妊娠・出産によって骨盤が横に大きく広がって、今まで履いていたズボンやスカートが履きづらくなったり、出産後に腰痛や股関節痛など様々な症状を引き起こします。
では、骨盤がゆがむことがなぜ問題なのか?
 こんな場面を想像してみてください。
みなさんは車でドライブをしています。すると、いつの間にか工事で渋滞にはまってしまいました。
 この渋滞から抜け出すにはどうすればいいでしょうか?
 工事をいち早く終わらせて、詰まりを解消させることが一番の解決策ですよね。
実は身体の中でも同じようなことが起きているんです。
 足の冷えやむくみの原因は本当に脚にあるでしょうか。

骨盤の中には前から膀胱、直腸と臓器が入っています。
 特に女性は男性と比べて子宮が余分に入っているため、骨盤の中が非常に混雑しやすいのです。
妊娠した場合、骨盤の中はどうなるでしょう?
 妊娠すると子宮の中に胎児が宿るため、狭い骨盤内がさらに狭くなり大渋滞になります。
 その結果、尿を貯める膀胱が圧迫され頻尿になったり、便の出口である直腸が圧迫され便秘になったりします。
 さらに骨盤の中には、下半身に血液を送る動脈や、下半身から血液を戻す静脈やリンパが通っています。
 血管やリンパが圧迫され、流れが停滞すると冷えやむくみという症状が出てきます。
冷えるから厚い靴下をはいて、むくむからマッサージをして、という一時的な対応ではなく、根本的な対応が必要だと見えてくると思います。
このように一見、関係ないように見えても身体というのは全身がつながっているので
原因と違う場所に症状が現れます。
なかなか症状が改善しない方、産後で不調やゆがみが気になる方は
気軽にお問い合わせください。











