浜松市中区葵東(2-24-5)にあるあおい鍼灸接骨院の院長の大平です。
今日は体の歪みについてです。
みなさん、体の歪みはどうしてできるか考えたことはありますか?
姿勢が悪いから、仕事での負担が大きいから、昔スポーツをしていたから、など何となくは思い当たることはあるかもしれません。
しかしそれらが原因でも体はどのような状態になっているかまでは考えたことはありますか?
当院の考え方でもあり、施術方針にも直結する意見を書いてみます。あくまでも当院の考え方です。
まずは筋肉について・・・体は筋肉が収縮(働く)する事で関節を動かし体を動かしています。
➀同じ骨から同じ骨に筋肉がついていても関節は動かせない為、筋肉は関節を必ず1つ以上跨いで他の骨へ付いています。
➁筋肉は背骨を挟んで右側・左側に分かれています。背骨を跨いで右から左や、左から右へついている事は絶対にありえません。
上記の2点から考えると、右か左のどちらかに負担がかかっている状態が続いた場合に体を歪めてしまいます。
体の歪みは確かに不調の原因となるのですが、注意しないといけない事があります。
それは、人は誰でも利き手、利き足があるという事です。
利き手や利き足はほぼ必ず反対の手足よりも筋力が強いです。筋力が強いという事はどういう事かと言うと、関節を動かす力・骨を引っ張る力が強いという事です。
なので、左右が全く同じ筋力でない限り身体は生理的に歪んでいるという事です。
その生理的な歪みまで無理に整えようとバキバキボキボキすると、その人には不自然な形になってしまします。
当院では、全体のバランスを整えるにあたって、患者さん一人一人の状態を診て適切な体に戻る様なサポートをすることを目標に施術しています。
治療の主役は患者さんです。患者さんが治したい、体を良くしたいという気持ちを手助けするのが治療家の仕事だと思っています。
どんなに腕のいい施術家やお医者さんがいても、患者さんの努力がないと最大限の治療の効果は出せません。
体の仕組みに興味を持つことから始めてみませんか?