猫背は健康寿命を縮める!
それどころか寿命さえ縮めてしまう恐れも!!
浜松市中区にあるあおい鍼灸接骨院の大平です。
今日は猫背と寿命について・・・
少し大げさなお題にしましたが、実際に悪影響は多大なものです。簡単にですが見てみましょう。
(施術方針や方法についてはこちら…https://aoi-hamamatsu.com/about/)
年をとると前かがみになったり、背が縮んだりすることは、自然な老化現象です。
猫背になったり身長が縮んだりすることは、健康寿命と深い関係〈健康リスク〉があります! そして健康寿命だけでなく、寿命にも関係がある事を、アメリカの臨床施設での調査で報告されています。
日本人は欧米人に比べて猫背が多いと言われています。意識して見てみると、周りのお年寄は背中が曲がっている人が多いと思いませんか?
猫背の原因から大きく2つのものに分類されます。
一つ、椎間板が潰れていない。本当に姿勢が悪いだけの猫背。若い年齢。
二つ、椎間板が潰れている。老化によるもの。高齢者。
しかし、椎間板が潰れてしまう老化性の猫背も、元々猫背の気質がある人がなりやすいです。(椎間板へかかる負担が大きい為)
50~60代で背骨が曲がりはじめると、70~80代ではさらに椎間板のつぶれが進み、胸部から腰部全体が曲がり、実年齢より老けて見えてしまいます。
中には20代の頃の身長より10㎝近く縮む人もいます。そう言った方は、椎間板のつぶれだけでなく、背骨に圧迫骨折が起こっている可能性があります。
圧迫骨折は、一時テレビのCMで「いつの間にか骨折」と流れただけあって、背骨の圧迫骨折は痛みを感じない事も良くあり、まったく気づかない人も多くいます。
椎間板だの、圧迫骨折だの、これだけでも充分不安になると思うのですが、猫背で長年過ごしていると、背骨の曲りのみならず以下のようなさまざまな不調が表れるのです。
●食べ物の嚥下(飲み込み)機能が低下
●肩こり・首こりの慢性痛
●胃もたれ、便秘などの胃腸のトラブル
●呼吸が浅くなり、疲れが出やすくなる
その挙句、見た目は実年齢より老けてみえるだけでなく、自律神経の働きも悪くなり気持ちもふさぎがちに。
百害あって一利なしです!
【チェック】自分の猫背はどうなのか…セルフチェック!
◆壁を背にして立ち、壁に寄りかかるのではなく自然に立った状態で、頭、背中(肩甲骨のあたり)、お尻の3点がつきますか?力んで壁に押しつけてはダメです。
○3点無理なくつくなら、「姿勢がよい」ということ。
✖逆に力んでみても壁につかないようなら、「ひどい猫背」と言えます。
頭が離れるという人は、すでに前かがみになっているというサイン。このままでは猫背になって、不調を招き、見た目が老けてしまう可能性があります。
猫背はただの肩こりの元…などと侮ってはいけません。
以前のブログにも書いたように様々なデメリット・症状・状態を引き起こし、最悪病気や寿命に繋がってきます。
猫背だけに限らず日頃からの姿勢不良は、健康寿命・寿命に大きく関わってくる可能背が高いので、健康で長生きをめざすならまずは姿勢を正しましょう!